フリーズドライ装置(真空凍結乾燥機)の製造メーカー

セル・ダイアグノスティックス合同会社は、食品加工・研究・事業用途に対応したフリーズドライヤーなどの食品を乾燥する機械の設計・製造しています。

真空凍結乾燥法を応用した フリーズドライ装置、又は関連機械を皆様にお届けいたします。

フリーズドライ装置/凍結乾燥機を用いた真空凍結乾燥法

研究用途と食品加工用途におけるフリーズドライ装置の考え方

研究用途と食品加工用途におけるフリーズドライ装置の考え方について

フリーズドライ装置は、用途に応じて求められる機能や設計思想が異なります。 本ページでは主に食品加工用途を想定した説明を行っていますが、 化粧品、工業系、バイオ系研究用途におけるフリーズドライ装置の特性についても補足いたします。

食品加工用途における特長

食品加工用のフリーズドライ装置では、 棚温度を精密に制御できる構造を備えていることが一般的です。 これにより、昇華速度を適切に管理しながら乾燥工程を進めることができ、 乾燥時間の短縮や生産性の向上につながります。

特に、一定品質を安定的に再現する必要がある食品加工分野では、 棚温度制御は重要な要素の一つとされています。

研究用途における特長

一方、研究分野で使用されるフリーズドライ装置の中には、 棚ヒーターを持たない、あるいは簡易的な温度制御構造を採用したものも多く存在します。

これらの装置は、試薬、試料、生体関連物質などの乾燥を目的として設計されており、 温度を積極的に与えないことが有利に働く場面も少なくありません。 研究用途では、乾燥時間よりも試料への影響を最小限に抑えることが重視されるケースが多く、 棚温度調整機能はむしろ扱いやすさの面で有用と評価されることがあります。棚温度を上げると言っても、水分の昇華による気加熱によって、ほっとくと-40℃になるサンプル温度を-20℃に上げて乾燥時間を短縮するといった感じです。試料には加熱による影響が最小限にしつつも、乾燥時間を短縮することができます。

用途に応じた装置選定の重要性

このように、食品加工用途と研究用途では、 フリーズドライ装置に求められる性能や優先順位が異なります。

  • 食品加工用途:生産性、再現性、処理効率を重視
  • 研究用途:試料保護、条件探索、操作の柔軟性を重視

装置選定にあたっては、乾燥対象や目的に応じて、 それぞれの特性を理解したうえで検討することが重要です。

  • 2026.01.09
  • 02:53

フリーズドライ装置の処理量と用途別の考え方|食品加工における選定の視点

フリーズドライ装置の処理量と用途別の考え方

フリーズドライ装置を検討する際、「どの程度の処理量が必要か」は 食品加工分野で最も重要な検討事項の一つです。 本記事では、特定の製品や価格には触れず、 処理量と用途の関係を整理するための基本的な視点を中立的に解説します。

1. 「処理量」とは何を指すか

フリーズドライ装置における処理量は、一般に 1バッチあたりに投入できる原料量として示されます。 ただし、これは原料の種類や形状、水分量によって大きく変わります。

そのため、数値だけでなく「何を乾燥するか」を前提に考える必要があります。

2. 原料特性と処理量の関係

食品原料は、以下のような特性によって処理効率が異なります。

  • 水分含有量(果実・野菜・調理食品など)
  • 形状・厚み(スライス、塊状、粉砕前後)
  • 糖分・脂質・繊維の含有

これらの特性は、乾燥時間やトラップ負荷に影響し、 結果として実質的な処理量を左右します。

3. バッチ運用と装置規模

フリーズドライは連続処理ではなく、 バッチ運用が基本となる工程です。

そのため、以下の視点が重要になります。

  • 1日の運転回数(1バッチ/複数バッチ)
  • 運転時間(凍結〜乾燥までの総時間)
  • 作業者の配置・作業時間

単純に「大きな装置=効率的」とは限らず、 運用体制とのバランスが重要です。

4. 用途別に見た装置規模の考え方

試験・研究・小規模加工

  • 原料や条件を検討する段階
  • 少量・多品種への対応
  • 再現性や操作性の確認が主目的

地域加工・6次産業化

  • 特定原料を継続的に加工
  • 季節変動への対応
  • 設置スペースや電源条件との調整

業務用・量産加工

  • 処理量と稼働率の最適化
  • 複数台運用によるリスク分散
  • 保守・点検を含めた長期運用

5. 処理量検討時の基本的な視点

  • 最大処理量ではなく「日常的な運用量」を基準にする
  • 原料特性を踏まえた余裕を持つ
  • 将来的な拡張や複数台運用の可能性を考慮する

これらの視点は、食品加工における設備検討全般に共通する考え方です。

関連情報

  • フリーズドライ装置の設置条件チェックリスト
  • 品質を安定させるための運用ポイント
  • フリーズドライ装置の主要構成と役割
  • 処理量・用途別の装置一覧

※上記の情報を踏まえたうえで装置一覧を見ることで、 より現実的な検討が可能になります。

  • 2026.01.09
  • 02:42

フリーズドライ装置の主要構成と役割|食品加工における基本理解

フリーズドライ装置の主要構成と役割

フリーズドライ(凍結乾燥)は、食品の品質を保ちながら長期保存を可能にする乾燥技術です。 本記事では、食品加工で用いられるフリーズドライ装置の主要な構成要素と、 それぞれの役割について、協会・団体向けに基礎から整理します。
※特定の製品・価格・販売に関する説明は行いません。

1. フリーズドライ装置の基本構成

食品用フリーズドライ装置は、主に以下の要素で構成されています。 これらが連携することで、凍結・昇華・乾燥の工程が安定して進行します。

  • 冷凍機(凍結部)
  • 乾燥チャンバー
  • 棚(加熱・温度制御部)
  • 真空ポンプ
  • 冷凍トラップ(コールドトラップ)
  • 制御装置

2. 冷凍機の役割(凍結工程)

冷凍機は、食品中の水分を十分に凍結させる役割を担います。 凍結が適切に行われることで、後工程の昇華が安定し、 食品の形状や組織が保たれやすくなります。

食品用途では、中心部まで均一に凍結させることが重要とされます。

3. 乾燥チャンバーと棚温度制御

乾燥チャンバーは、真空環境下で食品を保持する空間です。 内部に設置された棚は、温度制御により昇華を促進します。

食品加工では、急激な加熱を避け、段階的に温度を制御することで、 食品の外観・食感・成分保持に配慮します。

4. 真空ポンプの役割

真空ポンプは、チャンバー内を低圧状態に保ち、 氷が液体を経ずに水蒸気へと変化する昇華条件を作ります。

食品用途では、安定した真空度を維持することが、 均一な乾燥と再現性の確保につながります。

5. 冷凍トラップ(コールドトラップ)の役割

冷凍トラップは、昇華した水蒸気を低温で捕集する装置です。 これにより、真空ポンプ側への水分流入を防ぎ、 システム全体の安定運転を支えます。

食品加工では、トラップ容量と処理量のバランスが重要となります。

6. 制御装置と運転管理

制御装置は、温度・圧力・時間などの条件を管理し、 工程の再現性を確保する役割を担います。

食品用途では、条件を記録・再現できることが、 品質の安定や標準化に寄与します。

7. 食品加工における位置づけ

フリーズドライ装置は、保存性向上、品質保持、軽量化などの点で 食品加工分野において重要な技術です。 各構成要素の役割を理解することは、 適切な導入・運用・評価につながります。

関連情報

  • フリーズドライ装置の設置条件チェックリスト
  • 品質を安定させるための運用ポイント
  • 処理量・用途別の装置選定の考え方

  • 2026.01.09
  • 02:34

フリーズドライ装置の設置条件チェックリスト|導入前に確認すべきポイント

フリーズドライ装置の設置条件チェックリスト

フリーズドライ装置は、購入後に「置けない」「使えない」といったトラブルが起きやすい装置です。 本記事では、導入前に必ず確認すべき設置条件を体系的に整理します。
※機種紹介・価格説明は行わず、導入準備に必要な情報に絞っています。

1. 設置スペースの条件

① 本体寸法+作業余白

  • 装置本体サイズに加え、前後左右に最低30〜50cmの作業余白を確保してください。機種によって異なります。詳しくはお尋ねください。
  • 扉の開閉、トレイ出し入れ、点検作業の動線確保が必須です。

よくある失敗例

  • 本体は入ったが、真空ポンプの設置場所を確保していなかった。
  • メンテナンス扉や背面パネルが開けられない

② 床耐荷重

  • 中型以上の装置は種によって異なり数十kg〜200kg。大型機は1t 超のものもあります。
  • 1階に設置。古い建物では、事前に床耐荷重の確認が必要です。

2. 室温・設置環境

推奨室温

  • 10〜28℃が理想です。
  • 夏季に室温が30℃を超える環境では、冷凍機能力が低下し、乾燥時間が伸びることがあります。

設置場所の注意

  • 直射日光が当たる場所:避ける
  • 熱源(オーブン・ボイラー等)の近く:避ける
  • 密閉空間・換気不足:避ける

3. 電源条件(最重要)

電源種別

  • 単相200V
  • 三相200V

電源仕様は、装置サイズや処理量に直結します。単相200Vの専用線を準備する必要があります。家庭用ブレーカーには単相200Vが既にきています。一方、三相200Vが必要な大型機種では動力系電源の契約が前提になることがあります。

よくある失敗例

  • 200V工事が必要だと知らなかった
  • ブレーカー容量不足で遮断する
  • 他の機器と共用していて電源が不安定になる

導入前に、装置仕様(電源・消費電力)をもとに電気工事業者と必ず事前確認してください。

4. 排熱・排気の考え方

冷凍機の排熱

  • 室内設置の場合、冷凍機の排熱により室温が上がることがあります。
  • エアコン能力や換気計画に余裕を持たせてください。

排気の注意(真空ポンプ)

  • 真空ポンプ排気(特に油式の場合)では、臭気や油ミスト対策が必要になる場合があります。
  • 設置場所により、排気配管やフィルタの検討をおすすめします。

5. 騒音・振動

主な発生源

  • 真空ポンプ
  • 冷凍機コンプレッサ

注意点

  • 夜間稼働の可否(近隣環境・店舗併設など)。CDSH800くらいまでの装置見学では、それほど大きな音は発生しません。詳しくはお問い合わせください。
  • 防振ゴム・防音対策の必要性

6. 給排水・清掃動線

清掃性

  • ドレン排水の有無、排水処理の方法。通常は、捕捉した氷は溶かして捨てます。ドレン部分からの排水はトレーなどで受けて廃棄可能です。

動線

  • 原料搬入 → セット → 乾燥後回収 → 保管までの動線が確保できるか
  • 作業台・保管棚・包装スペースの確保

7. 導入前チェックリスト(要約)

  • 本体+作業余白スペースを確保した
  • 床耐荷重を確認した
  • 室温・換気(排熱処理)を想定した
  • 電源種別・ブレーカー容量・工事要否を確認した
  • 真空ポンプ排気(臭気・油ミスト)対策を検討した
  • 騒音・振動の影響を確認した
  • 清掃・原料搬入〜回収の動線を確認した

この記事の次に読むべき内容 工事中

  • フリーズドライで失敗する典型例と原因
  • 真空ポンプの種類と選び方(オイル式/オイルレス)
  • 装置一覧・処理量別比較

  • 2026.01.09
  • 02:28

フリーズドライ装置で品質を安定させるポイント|よくある現象と対策

フリーズドライ装置で品質を安定させるポイント(よくある現象と対策)

フリーズドライは、原理上「きちんと条件を揃えるほど、品質が安定する」乾燥方法です。 ここでは、導入初期や運用中に見られやすい“現象”を原因別に整理し、 事前にできる対策をまとめます。
※過度に不安を煽る目的ではなく、再現性を高めるための実務ガイドとしてご覧ください。

1. まず押さえる基本(品質安定の3条件)

  1. 凍結が十分である(中心まで温度が下がっている)
  2. 真空と温度のバランスが適切(昇華が安定して進む)
  3. 負荷(量・厚み・糖度、並べ方)が一定(毎回同じ条件を再現できる)

多くの“現象”は、上記のどこかが揺れることで起きます。例えば、今年のフルーツが昨年度のものより糖度が高いと、乾燥時間が長くかかったりします。次章では、現象→原因→対策の順に整理します。

2. よくある現象と対策(原因別に整理)

現象A:乾燥ムラが出る(場所によって仕上がりが違う)

起きやすい原因

  • 原料の厚み・大きさが揃っていない
  • トレイの配置や詰め方に偏りがある
  • 乾燥工程の温度勾配が“急すぎる”

対策(事前にできること)

  • 厚み・サイズを揃える(簡易治具・カット基準を決める)
  • トレイの載せ方を固定し、毎回同じ並べ方にする
  • 最初は「弱め→安定→後半で仕上げ」の考え方で棚温度条件を作る

現象B:形が崩れる/膨らむ(見た目が安定しない)

起きやすい原因

  • 凍結が浅い(中心が十分に凍っていないため、水分突沸を起こす)
  • 乾燥初期に熱をかけすぎている(一部の凍った部分が乾燥途中に溶けてしまう)
  • 原料の糖度・酸度(クエン酸含量など)・粘度の影響で挙動が変わる

対策

  • 「中心までが十分に凍結する」ことを基準に凍結時間を決める
  • 乾燥初期は棚温度上昇を控えめにし、昇華を安定させる
  • 原料ごとに“基準レシピ(厚み・量・条件)”を作り、再現性を優先する

現象C:表面は乾いているのに、中が戻りやすい(保存で変化する)

起きやすい原因

  • 乾燥後半(二次乾燥)が不足している
  • 取り出し後の吸湿(包装までの時間・湿度)
  • 包装材のバリア性や脱酸素・乾燥剤の設計

対策

  • 仕上げ工程を“時間でなく状態”で管理(重量変化など)
  • 取り出し→包装までの導線を短縮(湿度の低い場所で作業)
  • 用途に応じて包装材と乾燥剤設計を見直す

現象D:香り・色・食感が想定と違う(品質の方向性がぶれる)

起きやすい原因

  • 温度条件が原料に合っていない(サクサク、ガリガリ、ザクザクなどの変化)
  • 乾燥時間の過不足(特に後半の当て方)
  • 原料の前処理(切り方、糖度、pH)のばらつき

対策

  • “原料別の標準条件”を先に作り、そこから微調整する
  • 前処理(サイズ・糖度・水分)をできる範囲で一定化する
  • 官能評価の軸(香り・色・食感)を決めて記録する

3. 運用を安定させるための「確認チェック」

  • 凍結:中心まで凍っているか(時間・温度の基準化)
  • 負荷:厚み・量・並べ方は毎回同じか
  • 工程:初期は控えめ、後半で仕上げる設計になっているか
  • 仕上げ:乾燥後半(二次乾燥)を状態で確認しているか
  • 包装:取り出し後の吸湿を防ぐ動線になっているか

4. 次にチェックすべき内容(記事準備中)

  • フリーズドライ装置の設置条件チェックリスト(導入前確認)
  • 真空ポンプの種類と選び方(オイル式/オイルレス)
  • 装置一覧・処理量別比較(用途に合わせた選定)


  • 2026.01.09
  • 02:14

フリーズドライ装置(凍結乾燥機)を選ぶ指標にしてください

― 食品・研究・製造現場で失敗しないための基礎知識 ―

真空凍結乾燥機(フリーズドライ装置)とは何か

真空凍結乾燥機(フリーズドライ装置)は、食品・医薬・研究分野において、品質を保ったまま水分を除去するための重要な機械です。
単なる「乾燥機」とは異なり、凍結 → 真空 → 昇華という工程を経ることで、風味・形状・栄養成分を高いレベルで保持できます。

セル・ダイアグノスティックス合同会社では、この真空凍結乾燥機(フリーズドライ装置)を専門的に扱うメーカー/技術系商社として、用途別・規模別に最適な機械をご提案しています。製品一覧はここをクリック。


「フリーズドライ装置」はすべて同じではありません

検索エンジンで「フリーズドライ装置 機械」と調べると、多くの製品が表示されます。しかし実際には、以下の点で性能と適合用途が大きく異なります。

  • トラップ容量(氷捕集能力)
  • 冷凍方式(冷凍機性能)
  • 真空ポンプの種類(オイル式/オイルレス)
  • 制御方式(手動/自動/プログラム制御)
  • 食品向け/研究向け/量産向け

これらを理解せずに導入すると、
「乾かない」「時間がかかる」「品質が安定しない」
といった問題が起こります。


真空凍結乾燥機を選ぶ際に重要な3つの視点

1. 処理量と目的を明確にする

家庭用・試作・研究用途と、製造用途では必要なフリーズドライ装置(機械)はまったく異なります。
セル・ダイアグノスティックス合同会社では、2Lクラスの小型機から業務用の200Lまで幅広く取り扱っています。

2. 真空性能と冷凍性能のバランス

真空凍結乾燥機は「真空」だけでも「冷凍」だけでも成立しません。
両者のバランスが取れた機械でなければ、安定したフリーズドライは不可能です。フリーズドライ装置で検索して出てくる装置の中には数十万円程度のものがありますが、これでは中の試料を凍結したまま乾燥できないものもあり、よく見るとこれは減圧乾燥機だったりします。

3. メンテナンス性と信頼性

フリーズドライ装置は消耗品を含む精密機械です。
部品供給・修理対応・技術サポートが重要になります。


セル・ダイアグノスティックス合同会社の強み

当社は単に販売したら終わりではなく、ここからお付き合いが始まります。販売に際しては、

  • 真空凍結乾燥機(フリーズドライ装置)の構造理解
  • 実際の使用現場を踏まえた機械選定
  • 食品・研究・理化学分野それぞれへの対応実績

を基に、「価格だけでは選べない機械」を正しくご案内しています。

また、真空ポンプ・温度制御・関連機器まで含めたトータル提案が可能です。弊社では研究分野でフリーズドライに60年近く携わった技術スタッフが装置のご案内を致します。経験値では他社には負けません。安心してご相談ください。


これからフリーズドライ装置の導入を検討される方へ

「フリーズドライ装置 機械」と検索して情報を集めている方ほど、
正確な情報にたどり着きにくいのが現状です。

本ブログでは今後も、

  • 真空凍結乾燥機の原理
  • フリーズドライ装置の違い
  • 実際の導入事例
  • よくある失敗例

などを継続的に発信していきます。


まとめ

  • 真空凍結乾燥機は高度な技術を要する専門機械
  • フリーズドライ装置は用途によって選び方が大きく変わる
  • 機械の構造と目的を理解することが成功の鍵

セル・ダイアグノスティックス合同会社は、
真空凍結乾燥機・フリーズドライ装置・機械を正しく理解し、導入を成功させるための情報と製品を提供していきます。

  • 2025.12.20
  • 11:11

凍結乾燥(フリーズドライ)と乾燥時間

真空凍結乾燥法(フリーズドライ)に用いる凍結乾燥機は弊社で製造・販売しております。その用途はお客様で様々ですが、FAQとしては乾燥にかかる時間についてのお尋ねがあります。
液体のものであればトレーに熱さ2~3cm程までの深さで凍結し、乾燥機にセットします。乾燥するには外から氷が昇華するための熱を供給する必要があり、一般的にはヒーターで加温します。通常、高真空下では氷は溶けずに昇華して飛んでいきます。
2~3cmの氷の厚みでしたら、通常、3~4日で乾燥します。
丸のままのリンゴだと、1ヶ月はかかるそうです。氷の厚みが薄ければ薄いほど、乾燥時間は早くなります。

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凍結乾燥機導入 ご相談シート

下記にご記入の上、メールにそのままコピー添付してお送りください。後程、担当者よりご連絡させて頂きます。

【送付先】    

    メール:celldiag@dream.jp

または下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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【凍結乾燥 ご相談シート】


真空凍結乾燥機(フリーズドライヤー)選択または設計に必要な基本情報ご提供のお願い

セル・ダイアグノスティックス合同会社


 この度は弊社真空凍結乾燥機にお引き合いを賜りました事、心より御礼申し上げます。

 真空凍結乾燥機(FD装置)はその規模や仕様により、市場では様々なタイプの装置が市販されております。しかしながら、目的に応じた仕様を詰めて行く事で、オーバースペックを防ぎ、ランニングコストの削減が可能となります。これにより、価格競争にも強い最終製品の製造が可能となります。

 弊社ではFD装置がオーバースペックでランニングコストが嵩まないよう、お客様に合致した装置を個別に設計致しております。このため、弊社が取り扱う規格品でありましても、詳細な設計変更を行い、お客様にあったモデルへの仕様変更を実施しております。FD装置は11台を作り上げていきますので、弊社では個別設計になりましても、規格品よりも価格が割高になる事はございません。

 今回のお客様のご要望をお伺いし、それにマッチした装置を提案させて頂きたく存じます。先ず、下記の真空凍結乾燥の基礎となる技術情報をご覧頂きまして、ご所望の装置に関する情報のご提示をお願い申し上げます。


【真空凍結乾燥機の基礎知識】

 真空凍結乾燥機では、予め凍結した試料をFD装置のドライチャンバー(乾燥庫)内にセットし、庫内を真空にします。高度な真空中の空間に置かれた試料は、氷が解ける事なしに蒸発していきます(氷の昇華)。魔法瓶の原理と同じですが、真空中におかれた物は空気による熱伝導がおきませんので、試料には外部からの熱が伝わりにくくなります。試料の氷は昇華するに従って、試料から大きな熱を奪っていきます。このため、試料は更に冷却されていきます。この冷却が進みますと、温度低下によって試料中の氷が昇華しにくくなり、乾燥が遅くなります。そのため、ドライチャンバーの外部を暖め、放射熱によって試料に熱を伝達し、過剰な冷却を阻止して乾燥を促進します。すなわち、試料に熱を加えた分だけ、試料の氷が昇華する事になります。試料は高真空中では、外部から熱を加えても氷から水には変化しません。氷はドライアイスのように、そのまま昇華して消えていきます。このようにして試料から水分を完全に取り除いていきます。これが真空凍結乾燥機の原理です。


【真空凍結乾燥機には必ずついている冷却トラップについて】

 真空にする為には真空ポンプを使用します。真空中では、その空間中の水分子は温度が低いところへ移動する性質があります。ドライチャンバー中の試料の温度が-20℃であるとすると、その温度より低い場所に水分子は移動していきます。FD装置では、ドライチャーンバーと連結した真空内に-60から-80℃に冷却した空間(トラップ)を装備し、試料から昇華した水分子をこの冷却トラップによって氷として捕捉します。この冷却トラップの規模は、乾燥する試料中の水含量(含まれる水の総量)によって決定されます。例えば、50kgの野菜を乾燥させる場合には、その中に45kg程度の水が含まれると想定し、冷却トラップには少なくとも45kgの氷を捕捉できる冷却トラップが必要となります。すなわち、冷却トラップ部分には、45kgの氷を凝集して捕捉する為の空間スペースと冷凍機能力が必要となります。真空凍結乾燥機ではこのトラップ容量が仕様書に記載されていますので、生産規模にあったFD装置を選択するときに、このトラップ容量を基に選択します。ただし、乾燥させる試料がみそ汁のような液体の場合と、野菜等の固形物では、乾燥対象試料への最適な熱の与え方が異なりますので、弊社では目的にあった装置を個別に設計している訳です。


【装置のランニングコストについて】

 装置ランニングコストは、真空ポンプと冷却トラップの冷凍機の電力量によって決まります。冷却トラップ容量が大きくなりますと、それを冷やす冷凍機が大きくなりますので、それに伴い、消費電力量も大きくなります。仕様が固まりましたら、目安の電気代を算出させて頂きます。


【装置のメンテナンスについて】

 FD装置には真空ポンプを搭載しています。真空ポンプは過酷な連続運転を行いますので消耗品としてとらえられて下さい。とはいうものの、短期間で使用不可になるものではございません。FD装置の中で最もメンテナンス頻度が高い部分です。FD装置に汎用されるオイル式のロータリー真空ポンプでは、自家用車のエンジンオイルと同じように、定期的にポンプ内のオイルを交換する事で、ポンプ寿命を伸ばす事ができます。また、ポンプは消耗部品を定期的に丸ごと取り替える事ができるオーバーホールメンテナンスが可能ですので、比較的低コストで長期使用が可能です。オイル交換はオイルの汚れを見ながら、叉は使用頻度により交換時期を決定します。


【乾燥時間について】

 凍結乾燥機で液体を乾燥させる場合には、液体の厚みが 1.5~2cm以内になるような容器にいれて凍らせ、FD装置にセットします。真空凍結乾燥では液の高さが高くなればなるほど乾燥時間が長くかかってしまいます。液の高さが2倍になると、乾燥時間は3~4倍を要します。乾燥物にもよりますが、一般的にFDによる乾燥時間は3~4日程度を要します。乾燥時間を短くして生産性を高めるには、液の高さをなるべく低くする事がポイントです。野菜や果物を乾燥する場合、スライスしたものの厚みは1cm程度にすると、早く乾燥できます。例えばリンゴを丸ごと凍結乾燥する場合、完全乾燥には通常1ヶ月以上もかかってしまいます。


【お客様の事業規模をご教授ください】


 FDによる乾燥には通常、1バッチ(1回の乾燥運転)あたり3~4日かかる事を背景に検討し、1バッチあたりの生産規模を教えてください。重量は乾燥前の湿重量です。これにより、トラップ容量を決定します。


1)乾燥対象試料の重量(1バッチ:湿重量)



2)乾燥対象物の種類と形状

  例)リンゴスライス(1cm厚)、みそ汁(液高1.5cm)など。




3)1バッチの乾燥時間を更に早める事が必須ですか?価格は上がりますが、オプション装置の設置が可能です。いずれかに◯をつけて下さい。


  ①特に短時間乾燥は必要ではない。  


  ②2日程度で乾燥を完了する必要がある。



  以下、現時点で判る範囲でご教示ください。

4)装置設置希望場所 (建物の耐震の関係で1F設置が望ましい)



5)ご予算 

 (予算が確定している場合、その限度内で可能な仕様を提示させて頂きます。)



6)設置希望時期

  (製品によって異なります。  2週間〜数ヶ月)



頂きました以上の情報を基に、装置規模、仕様のご提案と、概算お見積もりをさせて頂きます。

以上

赤外線サーモグラフィー、真空凍結乾燥機、野菜・果物乾燥機等、理科学器材の総合商社 セル・ダイアグノスティックス合同会社(Cell Diagnostics) 

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執筆者:薬剤師,医師,歯科医師,分子生物学者の先生方数名。

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【会社名】セルダイアグノスティックス合同会社

【所在地】〒350-0065 埼玉県川越市仲町6-3

【取扱商品】次亜塩素酸水噴霧用 オールステンレス超音波加湿器服薬アドヒアランス評価システム、食品乾燥機、真空凍結乾燥機、水耕栽培液体肥料、水耕栽培キット、アミノ酸サプリメント(GNLab社)

【連絡先】e-メール:celldiag@dream.jp

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