先日、製品評価技術基盤機構(NITE)から次亜塩素酸水などのウイルスに対する効果のプレスリリースがありました。これを受け、NHKを始め、多くのマスメディアが、NITEの意思に反し、次亜塩素酸水に効果が認められないとの報道をいたしいました。しかしながらNITEは効果が見られたデータを提示しており、なぜ、次亜塩素酸水に殺ウイルス効果がないという報道になったのか、NITEも困惑していました。またこれにい一部の専門家のコメントを入れ、噴霧による効果もないという一般市民への報道となってしまいました。次亜塩素酸の殺ウイルス効果についてはパナソニックのジアイーノをはじめ、様々な効果検証実験が行われています。高濃度の次亜塩素酸水のミストに常に暴露することの人体への害については、検証が不十分ではありますが、WHOにあっては、そべての消毒液を包括して噴霧しないようにと無責任までに言い放ってしまっています。消毒液を噴霧する場合には、各薬剤の安全性を十分に理解した上で行う必要があり、50ppm以上の次亜塩素酸水の常時暴露は避けておいた方が良いというのは専門家の共通認識となっています。それは、次亜塩素酸水の酸化力が強力であるが故で、ウイルスやバクテリアに作用するので、人体の遺伝子にも影響があると見るのが一般的な考えかと思います。次亜塩素酸は他の殺菌性界面活性剤とは異なり、RNAやDNAに作用して不活性化することが可能な強力な薬剤であるため、高濃度を常時吸引すると、タバコと同じような害があるとも予想されます。
弊社の超音波加湿器は極めて強力なため、低濃度であっても、噴霧するると、次亜塩素酸水などの消毒液の大気中濃度を瞬時に上げてしまいます。したがって、弊社の高出力超音波加湿器を使用して部屋などを消毒する際には、部屋が無人の状態で消毒を実施することを強く推奨いたします。
小学校の廊下やトイレなどで次亜塩素酸水を用いて、無人の時に消毒をすることは安全上全く問題ないと考えられます。利用者が薬剤を十分に理解し、消毒を行なってください。必ず、ウイルス拡散防止に繋がるはずです。